2012年06月30日

「健康寿命」女性1位、男性2位の静岡県 秘密は「お茶」か

 日本人の平均寿命は長く世界トップレベルにあるが、その一方で認知症や寝たきりで介護が必要となる高齢者が増加し、大きな問題となっている。

 6月1日に厚生労働省より“健康寿命調査”が発表された。健康寿命とは、2000年にWHOが打ち出した概念で、介護を受けたり寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる寿命を示す。

 都道府県別でみると、健康寿命の男性の1位は愛知県、2位は静岡県。女性は1位が静岡県となっている。

 静岡県民はなぜ健康長寿なのか。静岡県の総合健康センターでは、健康でより長く生きるための支援方法を研究するため、『高齢者コホート』と銘打った大規模な生活実態調査を行なっている。1999年から計1万363人の高齢者(65〜84歳)を対象に、3年ごとに30〜40項目にわたる聞き取り調査を行ない、その人たちがどんな病気で亡くなったのか、何年後に介護状態になったのかなどを追跡調査しているのだ。

 静岡県の健康長寿の取り組みに携わる、静岡県立大学学長で衛生学が専門の木苗直秀氏は次のように話す。

「この調査から、運動、栄養、休養、社会活動が健康長寿の柱になるということがわかったのです。『週5日以上歩く』『十分な睡眠をとっている』『町内の作業やボランティア活動に週2回以上取り組む』などの、要素を満たした人は、寝たきりなどにならず、生活の質が高いまま長く健康でいられる傾向があると分析されてきています」

 実際に静岡県には、うなずけるデータがある。

 例えば「地場の食材」の豊富さでは、静岡県が全国1位で、農水産物の生産品目数は219品目に及ぶ。これは「栄養」をバランスよく摂取するうえで有利な条件といえる。しかも、平成22年国民健康・栄養調査(厚生労働省調べ)によると、「飲酒習慣者」の割合は全国で2番目に低く、肥満者の割合も全国で5番目に低い。1日に歩く平均歩数も男性が10位、女性では5位と上位につけている。

 もうひとつ、静岡県で忘れてならないのが「お茶」である。『掛川スタディ』という緑茶研究の第一人者である、静岡県掛川市立総合病院消化器内科の鮫島庸一医師が解説する

「動脈硬化や糖尿病の予防になることや、緑茶に含まれるカテキンという成分が悪玉コレステロールを減少させることなど、お茶の健康効果についてはさまざまな研究報告があります。静岡県はお茶の産地で、県民が全国平均の2倍のお茶を飲んでいるというデータもあるほどですから、今回の健康寿命にも関係しているでしょう」

 逆に、残念な結果が出てしまったのが、男性最下位の青森県と最下位から2番目の高知県だ。とくに青森県は、平均寿命でも男女ともに全国最下位である。

 この理由も、また生活習慣にあるようだ。

「青森県は習慣的な喫煙者の割合も、習慣的に飲酒する人の割合も全国1位。また、男性の肥満の割合も高く、歩く歩数が少ない、野菜摂取量が少ないといったデータもある」(青森県健康福祉部がん・生活習慣病対策課)

 高知県の健康長寿政策課の担当者は健康寿命が短い理由を次のように語った。

「高知県の男性は心疾患や脳卒中などで亡くなる率が高く、それが今回の結果に現われていると考えています」

 参考までに47都道府県別男女「健康寿命」ランキングの上位5県と下位3県を紹介しよう。

■「健康寿命」ランキング上位5県(カッコ内は平均寿命)
●男性
【1位】愛知県:71.74歳(79.05歳)
【2位】静岡県:71.68歳(79.35歳)
【3位】千葉県:71.62歳(78.95歳)
【4位】茨城県:71.32歳(78.35歳)
【5位】山梨県:71.20歳(78.89歳)

●女性
【1位】静岡県:75.32歳(86.06歳)
【2位】群馬県:75.27歳(85.47歳)
【3位】愛知県:74.93歳(85.40歳)
【4位】沖縄県:74.86歳(86.88歳)
【4位】栃木県:74.86歳(85.03歳)

■「健康寿命」ランキング下位3県
●男性
【47位】青森県:68.95歳(76.27歳)
【46位】高知県:69.12歳(77.93歳)
【45位】長崎県:69.14歳(78.13歳)

●女性
【47位】滋賀県:72.37歳(86.17歳)
【46位】広島県:72.49歳(86.27歳)
【45位】大阪府:72.55歳(85.20歳)

※データは、厚生労働省科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」による。

※週刊ポスト2012年7月6日号

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posted by きりん接骨院 at 21:22| 大阪 ☔| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月24日

基礎代謝量、夏と冬の違いは?


夏場の運動は大量に汗をかいて脱水症状などの危険があるから、水分補給を怠りなく。伊達さんによれば、一度にガブ飲みするのではなく、小まめに給水すると、体を冷やさなくていいとか
夏は、薄着になったり水着になったり…お腹まわりはもちろん体のラインも気になってくるシーズン。暑くなってきたし、汗をかいて痩せるぞ! と意気込む人もいるかもしれない。しかし、こんな話を聞いたことはないだろうか。「一年で夏が一番痩せにくい」という説。

「人間は恒温動物なので、体温を一定に保つためにエネルギーを消費します。そのため、基礎代謝量が一番高まるのは、気温の低い冬ということになります。夏はその逆で、一年を通じて最も気温が高く、体温を保つためのエネルギー消費が少なくなるので、その分基礎代謝量は低くなるといえます」(食を通じたダイエットに詳しい伊達友美さん)

諸説あるが、夏は冬よりも10%ほど基礎代謝量が下がる、という報告もあるようだ。暖かい分、体が燃焼をおこなわずに済むということか。でも、汗についてはどうだろうか。夏は暑くて汗をかくから痩せやすい気もするのだが…。

「汗をかくこと自体は、痩せるためにほとんど効果がありません」

なんと! あっさり否定されてびっくり。人が1日でかく汗の量は、激しい運動などをせず暮らしても0.5〜1.2リットル程度(個人差あり)。夏の暑い日には、1日2リットル以上の汗をかくことがあるが、体重減は一時的で、水分補給すれば元に戻ってしまうという。

これじゃあ夏に痩せることは、あきらめるしかなさそう…と思いきや、伊達さんによれば、代謝をサポートする夏向けの食事の摂り方があるという。

「冷たい飲み物をできるだけ摂らないこと。体の芯を冷やしてしまうと、基礎代謝量が下がってしまいすぐには戻りません。そして、基礎代謝量を上げるため、筋肉作りに欠かせない栄養素、タンパク質を積極的に摂りましょう。夏は、サラッと食べられるそうめんなどの炭水化物中心の食事が多くなりがちですが、外食なら海鮮丼やお刺身定食をチョイスしたり、コンビニなら茹で玉子や魚肉ソーセージをメニューに加えるなど、工夫してみてください」

なるほど! 食べものと飲み物に気を配って痩せやすい体作りをすれば、季節に左右されずスリムになれそうですね。

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posted by きりん接骨院 at 10:43| 大阪 ☁| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

欧米にはなぜ、寝たきり老人がいないのか

 ヨーロッパの福祉大国であるデンマークやスウェーデンには、いわゆる寝たきり老人はいないと、
どの福祉関係の本にも書かれています。他の国ではどうなのかと思い、学会の招請講演で来日した
イギリス、アメリカ、オーストラリアの医師をつかまえて聞くと、「自分の国でも寝たきり老人はほとんど
いない」とのことでした。一方、我が国のいわゆる老人病院には、一言も話せない、胃ろう(口を介さず、
胃に栄養剤を直接入れるため、腹部に空けた穴)が作られた寝たきりの老人がたくさんいます。

 不思議でした。日本の医療水準は決して低くありません。むしろ優れているといっても良いくらいです。

 「なぜ、外国には寝たきり老人はいないのか?」

 答えはスウェーデンで見つかりました。今から5年前になりますが、認知症を専門にしている家内に
引き連れられて、認知症専門医のアニカ・タクマン先生にストックホルム近郊の病院や老人介護施設を
見学させていただきました。予想通り、寝たきり老人は1人もいませんでした。胃ろうの患者もいません
でした。

 その理由は、高齢あるいは、がんなどで終末期を迎えたら、口から食べられなくなるのは当たり前で、
胃ろうや点滴などの人工栄養で延命を図ることは非倫理的であると、国民みんなが認識しているから
でした。逆に、そんなことをするのは老人虐待という考え方さえあるそうです。

 ですから日本のように、高齢で口から食べられなくなったからといって胃ろうは作りませんし、点滴も
しません。肺炎を起こしても抗生剤の注射もしません。内服投与のみです。したがって両手を拘束する
必要もありません。つまり、多くの患者さんは、寝たきりになる前に亡くなっていました。寝たきり老人が
いないのは当然でした。
 さて、欧米が良いのか、日本が良いのかは、わかりません。しかし、全くものも言えず、関節も固まって
寝返りすら打てない、そして、胃ろうを外さないように両手を拘束されている高齢の認知症患者を目の前に
すると、人間の尊厳について考えざるを得ません。

 家内と私は「将来、原因がなんであれ、終末期になり、口から食べられなくなったとき、胃ろうを含む
人工栄養などの延命処置は一切希望しない」を書面にして、かつ、子供達にも、その旨しっかり伝えて
います。(宮本顕二)

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posted by きりん接骨院 at 21:44| 大阪 ☁| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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